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* おたんじょうびおめでとう
 9歳のおたんじょうびです。



この写真は今日撮ったものではなく、3か月ぐらい前のものですが、

笑顔の写真なのでお気に入りなんです。

ずっと、ずーっと、傍に居てね。


9歳ともなると、老化現象がちらほらでてきています。

背骨は随分と変形が進んでいますし、

筋力も低下してきているようで、歩き方がぎこちなくなってきました。

踏ん張る時に大切な筋力が低下しているので、踏ん張りがききません。

滑る床なんて、以ての外。フローリングは論外ですね。

滑らないマットやシートを使っていても、高齢者にとっては

普通に歩くだけでも、体のあちらこちらに不自然な力が加わります。


4か月ぶりに奥歯のカットの為に病院へ行こうと、

キャリーケースへ入ってもらった時の事です。

激しい眼振と斜頸、ローリングが発症しました。

筋力が無いのに、筋がつるほどキャリーケースの中で踏ん張ったようです。

肩の付け根から右側の首筋が引きつっていました・・・。


すき間があるとローリングしてしまうので、

直径50cmほどの空の洗い桶にペットシーツとマットを敷き、

フリースなどですき間を埋めて温かい状態にして入ってもらいました。

それでもグルグルと動いてしまうので、片手で保定しながら、

片手で使い捨てカイロを首筋に当てたり、そーっとマッサージしたりを、

4時間ほど続けました。


眼振も斜頸もローリングも落ち着いてきて、

自分から洗い桶を飛び出て、スタタタと歩いて出て行ってしまいました。


その後、夜に病院へ連れて行ったのですが、

やはりキャリーケース内では踏ん張ることができないようです。

奥歯のカットをしていただきましたが、

眼振と斜頸とローリングは自宅に帰ってから、首筋や肩を温めたり

マッサージして回復させました。

奥歯をカットしたので、奥歯に野菜が引っかかることはもうありません。

牧草もモリモリ食べてました。


しかし、筋力の衰えは恐ろしいですね。

人間は頭が体の上に乗っているのですが、

うさぎは細い首の骨の横で頭の重さを支えているのですから、

運動不足や加齢に伴い筋力が低下すると、寝違えみたいな状態になるんですね。

首の骨が細いし、支える筋肉も低下しているとなると、

最初は寝違えみたいな状態だったとしても、首を元に戻す余力がないので、

頭の重みでどんどん悪化してしまう恐れもあります。

そうなると余計に低下している筋肉に不自然な力が加わり、悪循環になってしまいますね。

引きつっている筋を温めて緩めてあげることは効果的なんだそうです。

部屋で飼育されているウサギさんは、運動不足になっているので、

首の筋力は鍛えられていないようですね。

我が家のように放し飼いをしていても、自然のウサギと比べれば

全然運動量が足りていません。よって筋力も年齢の割には低いのでしょうね。

そもそも、首の構造が強固な生き物ではありませんしね。

9歳を迎えた日のアクシデントを経験して、

筋力の大切さを改めて強く感じました。


足腰に負担を掛けずに筋トレさせたいのですが、どうしたらよいのでしょう。

隣の部屋と何度も行き来させるように何か工夫をしないといけませんね。


22:37 | 日常的な | - | -